スタッフブログ
Nov 07,2022
『事務員とは何ぞや?なんでもやることが事務員だ!』
「大橋さんちょっといいですか。毎週更新している・・・」と聞いた瞬間、(とうとう来てしまった、どう断ろう。。)と考えていたのも束の間、指名者がトゥアンさんと知り、「やります」と答えました。
私は基本的に人前に立つこと・人前で発言することが苦手で(正直に言うと嫌い)、その上、人見知りでマイペースという社会人としての最悪コンボを持ち合わせているため、なるべくこの最悪コンボが社内に知れ渡らないよう、日々ひっそり(マイペースに)と生きています。
【自己紹介】
そんな最悪コンボの持ち主は1993年生まれ、女性、身長は155センチ。
もっと小さいと思っていたと言われますが155センチ。
好きなものは服、家、友達、動物、お寿司、ネギトロ、餃子、魚をさばく動画。
2016年IF(アイフィールド)に入社、7年目に突入しました。
前職はアパレルの販売員をしており、自分の好きなことを仕事にできるってこんなに幸せなことなのか!と毎日思っていました。
が、店舗が閉店し、いろいろあり退社しました。
そんな時に親戚からアイフィールドを紹介してもらい、面接を受けて入社させていただくことになりました。
【アイフィールド入社から】
「覚えることが多いから覚悟してね」
入社当日、社長からエレベーター前でこう声をかけられました。
私はBS事業部という、オフィスのトータルサポートを行う事業部の事務に配属されました。
簡単に言うとオフィスを立ち上げる際に必要になる機器(複合機やビジネスホン等)や物品(デスク等の細かいものからエレベーターやLED等)の販売・保守サポートを行っています。
数年働いた今、当時の自分にかける言葉があるとすれば、「すぐに逃げろ」の一言です。
そんなこんなで日々黙々と働いていましたが、事務の先輩が入社3か月で退職。別の先輩もその数か月後に退職し、営業さんは社長と代理店さん数名、事務は私1人になりました。
わからないことをすべて社長に聞くわけにもいかず、自然に自分で調べることや問い合わせることが身につきました。
私の業務は基本的にルーティン業務がほとんどなく、お客様からのご連絡いただく障害の対応や提案時の見積書作成、メーカーへの価格交渉に工事のお手伝い。と、かなり幅が広いものになります。
野心も向上心もなければ、万年安定志向の私ですが、1つだけ自信を持って言えることは、「営業さんへのサポート力」です。
元々社内の営業さんが社長しかいなかったことが最も大きかったのですが、社長業と別に事業部に課せられた予算を達成するために日々忙しい中で奮闘している姿を見たときに、できるだけ社長の業務を減らし、自分で対応・解決できる人になることが、唯一自分にできることになるのかなと思った瞬間でした。
そうはいってもすぐに全部をできるわけもなく、とりあえず依頼されたこと全部に対して「やります」ということから始め、わからなければ問い合わせ、それと並行して社長やメーカーに勉強会を開いていただき知識をつけることから始めました。
まずは自分が何を理解できていないのかをまとめ、ひたすら周りの方に質問していたことを覚えています。
今自分が関わっている業務というのは「ここまで覚えたら一人前」という基準がなく、日々新しいことを覚え、それを自分の知識に変え、少し成長して、の繰り返しとなります。
ゴールが見えない分、楽しいと感じることもありますが、対応の正解がないため知識量がとても大切になってきます。
学ぶことをやめてしまえば、自分はただのどこにでもいる事務員となります。
【部署移動】
数年前にBS事業部から「業務部」という部署に異動しました。
全ての事業部から事務員のみを集めた事業部となります。
そこには自分より仕事ができる人が当たり前にいて、素晴らしい目標を持って働いている人もたくさんいます。
劣等感の塊だった私が別の強みを見つけようと取り組んだことはお客様のサポートを自分で行うということでした。
具体的には障害の現地対応や保守加入のお客様へお困りごとがないか等のヒアリング、それを以って営業さんへ入替のご提案は可能かを案内することです。
電話での障害対応は今までも行っていましたが、それでも解決できない時は営業さん頼みのことがあり、営業さんのスケジュール調整ができないと後日対応ということも多々ありました。
ただ、障害が起きた時の焦り・憤りというものを少なからず理解しているつもりではあるため、自分が対応出来たらいいのではないかと考えたことが始まりです。
もちろん対応に何時間もかかることもありますし、直せるという自信もあまりない時もありますが、やはり事務の自分が直接お客様とお話しさせていただく機会があることはうれしく、今後も続けていきたいと思えることのひとつです。
【今後の目標】
そんな私の今後の目標はマーケティング知識の習得と新規顧客の獲得になります。
昨年、とある事業部が解体し、伊藤さんと足立君という営業さんが2人増えました。
1日何100件のテレアポをしてもなかなか商談が決まらず、苦しい時間が今でも多いですが、マイナスなことを言わず、必ず「やってみます」と取り組む姿勢にいつも頼もしさを感じていますし心から感謝しています。
そんな中、上司からとあるマーケティングツールを一緒に始めてみようと提案頂きました。
マーケティングの知識もなければ、マーケティングというものが具体的にどういうものなのかもわからず、とりあえず流されるまま始めましたが、少しでも営業さんの力になれるよう、日々少しずつではありますが頑張っているところです。
私はあまり目標や課題を明確にすることが得意ではなく、日々の積み重ねが結果的によくなっていればいいかなと考えるタイプなのですが、自分の取り組んでいることが将来的に営業さんの役に立てばうれしいです。
よく考えれば、事務員として入った会社でこんなに一般事務といわれる業務から逸脱したことを自分が経験するとは想像もしていなかったのですが、たくさんの経験をさせていただけることはとてもありがたく、今思うと、あの時逃走せず黙って働いていてよかったと感じています。
そして先日、アイフィールドの13項目のVALUEに最も沿った人を選ぼうという機会があり、「期待以上で応える」という項目でチャンピオンにならせていただくことができました。
もちろん営業さんあっての仕事になりますので、私に業務と存在価値を与えて頂き、日々温かく見守っていただけること、本当にありがたく思っています。
【最後に】
アイフィールドとはどんな会社かと問われたときに今まであまり真剣に考えてこなかったのですが、今回このブログを書かせていただくにあたって少し考えてみました。
一番に頭に浮かんだことは、こんな最悪コンボの自分でも受け入れてくれている人が大勢いる素晴らしい会社ということです。
受け入れてもらっている側の私がこんなことを言うのは絶対に間違っていることは重々承知ですが、多様性を認めることができる人たちが大勢います。
そこに助けられ、支えられ、今の自分がいると思っています。
ぜひ一度、会社説明会で雰囲気だけでも感じていただけると、きっとこの思いが伝わると信じています。