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Feb 20,2023

【何者でもない人へ】

ブログって自己紹介とかするんでしたっけ。

土屋です。

 

アイフィールドメンバー全員が書いている社内ブログ。

結構終盤の方になってしまったので、少し違った角度から書いてみようと思います。

ブログというか読み物としてお酒片手にお付き合いいただければ幸いです。

 

「あなたは何者ですか?」

説明できます?

○○出身のとか株式会社○○のみたいな側の話じゃないですよ。

難しいですよね。説明するの。僕もその1人なので。

 

【何者でもない人へ】

 

少し昔話にお付き合いを。

 

『何をやらせてもうまくやる子』だと小学校の担任は家庭訪問で親に言いました。

『何でも興味を持ち、何でもそこそこうまくやる。上達も早い。でも飽きっぽいところがあるから、何か打ち込めるものが見つかるといいですね』。

いま振り返ると皮肉にも土屋麻という人間のど真ん中をついた言葉だったなと思います。

 

辺鄙な田舎に生まれ、家には賞状がそこそこの数あったと思います。

習い事の数だけ賞状があったのでしょうか。

野球、塾、ピアノ、スイミングetc…両親は自身が大卒じゃないコンプレックスを僕で払拭しようと躍起になっていたような気がします。 

そんなことないか笑

 

僕自身、先ほどのご指摘通り、興味は持つが目的はない。

打ち込めるものがない。賢いが面白みにかけるそんな子供でした。

 

テスト問題とかは得意でしたし好きでしたよ。

県内のそこそこの進学校に通い、大学進学至上主義のカリキュラムをこなし、親の期待通りどっかの大学に行くんだろうなと思っていた矢先、その時の僕の価値観に大きな影響を与える人物に出逢います。

 

ここではその方をYさんとでもしましょう。

彼の華やかな生活や野望、わかりやすく圧倒的なお金持ち。

僕が住んでいた田舎には存在しなかった人種。

あらゆる部分に惹かれました。

同時にこのままここにいたらやばい。何者にもなれないんじゃないか。周りと同じことしてたらまずい。

焦りを感じました。

 

“卒業したら東京で起業する”お金持ちになる”何者かになる”。

初めて目的が明確になった気がしました。

 

進路相談時に”東京でビジネスをする”と話した時の担任の顔は今も忘れません。

お前は何の話をしているんだ。無言の顔からそんな声が聞こえた気がしました。

担任だけでなく大勢の大人におんなじ顔をされました。

どうやら、唯一僕がやりたいと思ったことは周りの大人たちにとって正解ではなかったみたいです。

反対しかされない中、空っぽの綺麗事を並べ、紆余曲折なんとか東京に出ました。

 

一人暮らしの手続きを終え、さあやるぞ。と思った矢先、何をやるにもお金がいることを痛感しました。

田舎には存在しなかった、応援してくれる人が東京にはいるんじゃないか。理解して背中を押してくれる人がいるんじゃないか。

甘えた考えが一瞬でぶちのめされました。

水商売に酒屋、アパレル、飲食等々とにかく自分でビジネスを始めるための繋がりとお金が欲しくて奮闘していました。

半年後少しだけ貯まったお金で小さな並行輸入の事業を始めました。

 

イギリスのブランド品を日本で売るというだけのビジネスです。

最初の2.3ヶ月は思っていたより売り上げることができ、銀行からは借りることが出来なかったので知人に仕入れの為のお金を借りて販売して返済。

小さい規模ながらもあのヒリヒリとした感覚を楽しんでいる自分に気づきました。

後ろ指を刺されようが気にしない。

誰に褒められるわけでもないですが、大きな達成感を感じていました。

 

このままやれば俺もあの人みたいになれるんじゃないか。何者かになれるんじゃないか。

まぁ長くは続きませんよね。大したノウハウもない。戦略も計画もあったもんじゃない。

一瞬で淘汰され、お金を貸してくれた大人も手のひらを返し。完全に都会の波に飲まれました。

 

何者にもなれず負債だけ残った19歳。

なんでもできるようで、なんにもできないもどかしさを感じながらお金を稼ごう。という漠然とした思いだけを抱いて東京にしがみつくように生きていました。

何者でもない無価値なガキは当時住んでいた高円寺で知り合った大人に『儲かる商材がある。訪販やるか?』と言われ、ろくに内容も聞かずに頷き、訪問販売に出会いました。

 

当時、新電力というワードはまだ新鮮で、事業者様にお伺いし『電気代が下がる』このフレーズだけで契約が取れる。

そんな時期でした。よく考えれば怪しいですよね。でもほんとにそうでした。

 

『上位店が大阪にあって大阪の市場がいいらしい。大阪に行かないか。』

ここも『はいやります。』と二つ返事。

何にでも興味を持つ。自分の環境が変わることに躊躇ない行動力の源泉は昔担任に言われたことを少しずつ自分自身の強みへと昇華できていたのかもしれません。というより何でもしないといけないことを自覚していました。

稼働して半年くらいはそこそこ稼げました。

が結局戻入という仕組みにやられ、少年はまたしても生涯収支そこそこマイナス君として生活をしていました。

 

月の報酬がマイナスだったこともあります。笑っちゃいますよね。

昼は訪問販売、夜はバーテンダー。

来月食べるために今働く。半年後のことは半年後考える。

そんな原始的な感覚でしがみつくように過ごしていました。

 

この辺りでこの少年は何かに気づいたようで、価値を提供できないと生活はできない。

目先のお金よりも多くの人に価値を提供したい。何者かになりたい。

自分でしか提供できないサービスを作りたい。オリジナルコンテンツを作りたい。

少し飛躍していますね。

お金持ちになれば何者かになれると思っていました。

でもその考えは間違っているんじゃないだろうか。

 

幸い、僕の周りには商材を引っ張ってくれる人やお仕事を紹介してくれる大人が何人かいて、いろんな話を聞くことができました。気晴らしにもなりました。

 

その中でアイフィールドを知りました。

『土日働く?ウォーターサーバーの営業儲かるぞ。』

今まで二つ返事でしたが、儲かるという言葉がそこまで響かず、お金はありませんでしたが初めて断りました。

 

ただ少し気になり、家で強めのお酒を飲みながらアイフィールドのホームページを見ていました。

新規事業にも力を入れていて法人様相手に自社サービスを展開している。携帯キャリアの代理店で大きくなったんだ。

イベントや商業施設など、やけになじみのない言葉が多いなと思いました。

 

しばらくしてスペースコンサルティング事業部のご紹介をいただき、なんかよくわからないが面白そうだな。

BtoBで長い付き合いをしていく、なんか素敵だな。

長い人生だし、一回くらいサラリーマンやってみるか。そんな激甘な考えではありましたが面接の場を設けていただきました。

 

なんとか入社させてくれなんてより、こんなことをしてきた、こんなことをしたい。

そんな話しかしてなかったと思います。

自分がサラリーマンになることなんて想像もしてない20くらいのガキですよ。生意気ですね。

 

後から聞いたら、半ば強引に面接を設定してくれたみたいです。そもそも取る気はなかったんですって。笑

奇跡的に合格をいただき、入社手続きをした時少しだけ後悔しました。

終始独立とか起業に拘ってきた人間がサラリーマンになってしまった。何か大切なものを失った気がしました。

これであってるんだっけ。

 

入社後、21歳のガキはたくさんの大人によくしてもらい、役員との飲みに参加させてもらったり、新規事業の取り組みに参加させてもらったり、役職者合宿に参加させてもらったりと。

貴重な経験をたくさんさせて頂きました。

 

ぶっちゃけ長く在籍するつもりもなく、ある程度勉強したらまた独立しよう。1人で仕事をしよう。というより他人を信用していませんでした。

11期中には退職しよう。そんなことばかり考えてました。

 

そんな中、今の常務取締役 石井さんとの営業同行中にある質問をしました。

『なぜ独立しないのか』僕自身、優秀な人は独立する/してるものだと思っていました。

その時『やりたいことはここでやらせてもらえるから独立する必要がない。ここの人達と多くの人に価値を提供していきたい。』

 

衝撃でした。役員としての言葉というより、アイフィールダーとしての言葉だった気がします。

サラリーマンでやりたいことができる?笑わせんな。僕が想像してた所謂、会社とは違うことを話すわけですよ。

 

否定はしませんが、安定とかローンとか当たり障りない答えが来るのかと思いきや、虚をつかれました。まぁ石井さんは取締役でしたけど。笑

高校の時の担任もこんな気持ちだったんだろうか。

「何の話をしているんだ」まぁそんなわけないなんて思いながら過ごしてみるといろんなことをやらせてもらえてる。

やらせてもらえるための準備や方法を教えてもらえる。挑戦させてくれる。多くの人が応援してくれる。

 

あれ、思っていたサラリーマンと違うな、というよりこの会社が違うなと。石井さんの言ってた意味が少しずつ実感し始めました。

ここでなら自分が思う“価値”を提供できるんじゃないか?

1人では無理でも会社としてならできるんじゃないか。

その時初めて僕にとっての独立は手法でしかなかったことに気づきました。

 

同時にやろうとしてたことのレベルの低さを痛感しました。

やり方ばかりに拘っていた無価値なガキがここでなら思うような価値を提供できるかもしれない。何者かになれるかもしれない。この人たちと価値を提供したい。

これがアイフィールドに居続ける大きな理由です。

 

大人たちに大して信用もしていませんでした。

でも結果的に周りの大人たちに救われて周りの大人たちに生かされてきた20代前半でした。よくもまぁ、こんな何者でもないガキを救ってくれるものですね。

歳をとるにつれてかつての大人たちがいかにすごい人だったのかわかります。なんでもないと思ってた大人たちは実はすごい人たちだったんですね。

ぼくはそういう大人になったうえで何者かになれるんでしょうか。

なるためにいろんなチャレンジをしていこうと思います。

 

後ろ指刺されようが、やりたいようにありたいようにできるための努力をしていこうと思います。

最終的に社内外問わず周りの人に大きな価値を提供できた、恩返しができたんじゃないかと実感できた時、高校の時大人にされた顔に反抗して東京に出た。

何も聞かず訪販をした。二つ返事で大阪に来た。独立に拘っていたのに企業に入社した。

それぞれの判断は間違ってなかったと報われるのではないでしょうか。

 

まだ何の恩返しもできてないです。

もうすぐアイフィールドは15期をむかえます。

僕も26歳になります。アラサーの仲間入りですね。気づけば東京より大阪が長くなりました。

 

そろそろ恩を返し始めないといけませんね。

東京に出た時とは違う感覚が今はあります。いつまでも救われる立場でもダメですね。

後輩も増えます。せめてしてきてもらったことはしてあげたいですね。

 

さてさて無価値だったガキが世の中へ世界へ価値を提供できるのか。何者かになれるのか。

ちなみに今は、会社で新規事業に携わっています。より多くの人に価値を提供するため、多分個人では考えもしなかった規模なんじゃないかと思ってワクワクしてます。

売上ってまっとうなお仕事していれば世の中に対する寄与度みたいなものだと思ってます。僕一人ではよくて1,000万くらいじゃないですか?全然足りません。

 

でもこれであってるんですかね。

そんな答えがあるのかないのかよくわからないことを、お酒飲みながら考えています。

病んでないですよ。お酒飲みながら考えてると頭がすっきりするんです。

一種のチューニングですねw

 

個人の野望ですか?

聞こえが悪いですね。(笑)

強いていうなら僕と同じような人でも何者かになれる、価値を提供できる環境を確立することですかね。

でも何者かになれる場所ってそこまで多くないんですよ。人って何でもできるようで何にもできない時間が長すぎるとあきらめてしまう気がします。というか自分を別の理由で無理やり説得するのだと思います。賢い人なら特に。

 

もったいないじゃないですか。どっちがいいとかじゃなくてそういう機会損失ってそのためには新規事業とか、わからないこととか何でも挑戦しますよ。

少なくともアイフィールドはやらせて頂けるので。多分何者でもない人の特権ですよね。

失敗しても失うものないんですから。

でもよくわかりません。

まだ何もできてないんですよ。

何者でもないんですから。

 

薄っぺらいでしょう。

そんなもんです。

何者でもないんですから。

 

何でもやらないといけないんです。

多少無理しても何者でもないんですから。

 

でも何者にでもなれる気がします。

何者でもないんですから。

2時には寝ますよ

 

おしまい。